川内峠

平戸大橋から生月島方面へ向かう国道383号を途中からそれ、市道と思われる両側で1車線の道を登っていきます。木立に覆われたカーブ・カーブの道を抜けると、いきなり視界が広がります。川内峠です。


低草が生い茂る草原の中に階段が設けられた風景は、異世界の印象を与えます。駐車場から草原に踏み入れるだけで、北西側の東シナ海を180°一望できます。


階段を上り詰めれば、南東側の千里ケ浜方向も一望できます。視界を遮る木々や起伏は一部に限られ、その視界と風景は爽快な気持ちにさせてくれます。


夏に向けて草丈は伸び、蜂など昆虫類の出現も多くなると思われることから、春や秋などに訪れるのがよいかもしれません。

■川内峠
所在:長崎県平戸市川内
標高:248m
眺望:古江湾、東シナ海、千里ケ浜
駐車場:あり トイレあり
徒歩:10分
撮影:2026/4/27

南阿蘇鉄道

立野駅から高森駅までの17.7㎞、復旧を終えた南阿蘇鉄道に乗車しました。熊本地震で被災した線路やトンネルなどが2023年7月に復旧し、全線での営業が開始されたことを知ってから2年が過ぎていました。


立野駅近くの無料駐車場(旧立野小学校跡)に車を止め駅舎に向かいます。真新しくなった駅舎には海外からの団体客と思われる人々が多数。切符をホームの自販機で購入。しばらく待ったのち乗車、高森駅を目指します。駅舎にはスイッチバックするJRも乗り入れています。


立野駅を出てまもなく橋梁に差し掛かります。1924年竣工の立野橋梁です。震災に耐え補修と補強によって復活しました。阿蘇立野ダムを背景に、赤褐色の躯体が列車を支えます。

まもなく白川に架かる第一白川橋梁に差し掛かります。震災後、架け替えられました。長さ約152mで川面からレールまで約60mの高さ、高森側はすぐ戸下トンネルの入口という厳しい施工条件のもと、架け替え工事が行われたようです。デザインと色合いは旧第一白川橋梁と同じにしたとのこと。工事に携わった方々のご苦心は想像以上だったのでしょう。


戸下トンネルを抜けると、南阿蘇の風景が車窓を次々に飾ってくれます。見飽きることはありません。北窓には阿蘇の山々が連なり南には緑のじゅうたんが広がり、移り変わる風景に癒されます。駅舎には乗客を歓迎するメッセージなどが用意され、地域の皆さんが鉄道とともに暮らしているように感じます。


各駅に停車したのち高森駅着です。30分ほどの鉄道旅でした。再び立野駅へ向かうため、折り返すように高森駅を発ちます。

■南阿蘇鉄道
熊本県阿蘇郡高森町高森1537-2
0967(62)0058
高森~立野17.7㎞
乗車日:2025/10/7

平成筑豊鉄道(田川伊田~直方~田川後藤寺)

福岡県直方市、田川市、行橋市などをつなぐ鉄道、平成筑豊鉄道が廃止されるというニュースを聞いて、今乗車しなければとの焦りに動かされました。


この日は、伊田線と糸田線の乗車が目的。起点は田川後藤寺駅。ここから11:38発JR日田彦山線で田川伊田駅へ移動(所要5分)。50分ほどの待ち時間があり、田川伊田駅のパン屋さんで昼食。駅舎は黒を基調にデザインされ、整備されて間もない印象を受けます。線路を挟んだ南西側には、石炭記念公園があるようです。


12:40発金田行に乗車します。1両編成の車両は淡い黄色を基調としたディーゼル車でワンマン運行、10人ほどが乗車しています。複線の鉄路をのんびりした速度で進行、一駅一駅間は短く、日常の足としての役割を果たしてきたことが想像されます。


金田駅が終点のため下車、すぐさま直方行きが同じホームにやってきます。5分ほどで出発。直方駅へ向かいます。遠賀川の鉄橋を渡るとJR筑豊本線と並進します。


13:22直方駅着。直方駅は平成筑豊鉄道の終点です。駅舎を出ると魁皇関の像が迎えます。駅舎にはパン屋さんがあり、コーヒーをいただきながら戻りの時間を待ちます。

14:17直方駅を発車します。途中、乗客は私を除き3人にまで減りました。緑の風景と町並みを窓越しに眺めていると金田駅です。金田駅までは複線、金田駅と田川後藤寺駅の間は単線です。


金田駅を過ぎると次第に線路はそれていきます。田川後藤寺着14:59。3時間半ほどの旅は小雨の中、静かに終わりました。

■平成筑豊鉄道
福岡県田川郡福智町金田1145-2
0947(22)1000
伊田線(直方~田川伊田)16.1km
糸田線(金田~田川後藤寺)6.8km
田川線(行橋~田川伊田)26.3km
門司港レトロ観光線(九州鉄道記念館~門司海峡めかり)2.1km
乗車日:2026/4/15

鬼ノ鼻山展望台

佐賀県多久市と武雄市の境界が接する山頂付近にある展望台です。鬼の顔をした赤い色の展望台は多久市に属するようです。標高は430m弱で、鬼ノ鼻山山頂は一旦下って登った南東180m付近です。


展望台までは、最寄りの駐車場から徒歩25分程度でたどり着けます。擬木などの階段で整備された坂道ながら、運動靴は必須です。駐車場にはトイレ、近くには広場などが整備されています。


展望台からの眺望は、東方向を除く270°強の視界が広がります。空気が澄んでいれば、手に取るように風景を楽しめます。南に白石平野、南西に武雄市街、西に八幡岳、北に天山を臨みます。平地との気温差が少ないため、服装に心配は無用でしょう。風はやや強い程度、急な雨なら展望台の下でやり過ごせます。

■鬼ノ鼻山展望台
所在:佐賀県多久市多久町
標高:約430m
眺望:白石平野、武雄市街、有明海、天山、多久市、八幡岳
駐車場:あり トイレあり
徒歩:25分
撮影:2026/4/2

龍孫の郷(三年山緑地公園)

佐賀県多久市西渓公園と多久聖廟をつなぐ道沿いに咲く桜です。2003年に植林されたらしく、若い桜の木々が敷地一面に咲き誇っています。


地面には散りはじめた花びらとベージュ色の小石、地面が桜の花びらでおおわれているように見えます。桜の花を楽しめるのは短く、青空の下でこの風景に出会えたことを幸運に思います。

■龍孫の郷(三年山緑地公園)
佐賀県多久市多久町
ソメイヨシノ
駐車場あり(無料:多久聖廟駐車場近い)
撮影:2026/4/2

弓張岳第2展望台

長崎県佐世保市市街地の西方にそびえる標高364ⅿの弓張岳、その頂上には公園が整備されています。 公園の南側には展望台があり、佐世保港を一望できます。展望台には第2展望台の案内板が掲示されています。案内に従い進むとアプローチが現れます。なんとも心に残るアプローチです。まるで、...